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2018年5月29日火曜日

Forwardその36 市長杯

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先日行われた東広島市長杯は、またしても準優勝に終わりました。
今回、試合内容は決して良いものではありませんでしたが、
夏に向けて良かった点も見つけることができました。

2週間OFFの翌日から始まったこの大会。
やはり課題は試験期間の過ごし方。
長期OFFがあってもパフォーマンスを出していくことが我が校では求められます。
このマネジメントが毎年難しいと感じますが、
逆にこの課題を克服できたら我が校ももう一段レベルアップできると思っています。

一発勝負の高校野球。
勝負はここからのチームマネジメントで大きく変わります。
ここからのアプローチで上がってくるチーム、下がるチーム。
答えは1か月後にでます。

それぞれのパーツを組み合わせて行くことで、
大きく野球の内容が変わってくると思っています。

どちらにしても1校以外の約90チームは甲子園に行けないわけです。
いよいよ佳境に入ってきました。
忙しさと共にワクワクする時期になってきました。

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高校野球の先へ。

2018年5月23日水曜日

Forwardその35 続けることの意味

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このページを初めて3年が経ちました。
はじめはこっそりはじめていたこのページも、
今では多くの方に「見てますよ」と言われるようになりました。
本当にありがたいことです。

しかし、
良いことばかりではありません。
このページがあるせいで、誹謗中傷を受けたり、けなされたり、バカにされたり、
いろんなことがありました。
だから高校野球のブログをするチームが少ないのだなと
3年間でわかりました。

みんな、自分のチームが一番良い。
自分のチームが一番良いはずだと思ってやっておられます。
だからこその批判だと思います。

でも、
私はそんなことを気にしていません。
もっとスケールの大きい視点で野球を見たいと思っています。
この国の野球がもっと良い方向に行けばいいなと思って運営しています。

今の日本では、
中学生が高校を選ぶ中で、
どんなことをしているのか知るためのツールはありません。
結果は誰でもネットを見ればわかる時代です。
だからこそ、
その中で何をしているかをオープンにすることで、
一つの選択肢になるように、
高校野球について考えるきっかけになるように。そう思って運営をしております。

昨今、スポーツ界ではいろんなスキャンダルが絶えません。
全て、中身が見えないことから起きているのではないかと考えます。

そんな中、
普段の活動を見れるチームもあってよいのではないでしょうか?

見られることは
エネルギーが必要ですが、
もっとスケールの大きな人材を育てたり、
スポーツとして今後も野球が発展できるように
このページを運営していけたらと思っています。


もうすぐ試験が終わります。
試験が終われば
いよいよ夏に向けてのラストスパートが始まります。



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高校野球の先へ。

2018年5月19日土曜日

Forwardその35  文武一道の意味

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只今試験週間真っ最中です。
約2週間の部活停止期間です。
我が部では、文武一道を常に言っており、
勉強も野球も同じスタイルでなるべくできるように
勉強会もこのような雰囲気でやっています。




グランドと同じでしゃべれないやつは、勉強もできません。
テストが出来てもしゃべれなければそれを世の中で伝えることが出来ません。

先日、NHKの奇跡のレッスンで
海外のハンドボール指導者が言われていました。
日本の授業はそれが何の目的なのか生徒がはたしてわかっているか疑問だと。

黙って、講義を受けても脳の定着率は10%。
それがテストで出来ても、
結局勉強を通してコミュニケーション取れないともったいないと私は考えます。

もうしばらく、
テスト休みが続きますが、
練習と勉強は一緒なので、練習していると同等の勉強会をこれからもしてほしいと
思います。


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高校野球の先へ。

2018年5月16日水曜日

Forwardその34 2017年ZLを終えて

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前日の大雨が嘘かのようは快晴のなか、
2017年シーズンZL決定戦を行うことができました。

当日は平日にも関わらず、たくさんの保護者の方、
ZLを視察に来られた高校関係者の方
お忙しいところ足を運んで頂き、ありがとうございました。
部員も非常に喜んでいたと思います。

今回は初めから終わりまで
私はベンチに入らず、スタンドで試合を見ていました。

特に野球は普段から監督がベンチで毎回指示を出し、サインを送るため、
監督がベンチに入らないことで、
本当のチームの姿が見える。とある方が言われていました。
誠その通りで、
ご覧になった方は気づかれたかもしれませんが、
試合運営面で甘さがあったり、攻守交代がスピーディーでなかったり、
チームの現状がどんどんあぶり出てきて、イライラを抑えるのに必死でした。

しかし、チームのダメなところを直視することも大事だと私は感じています。
ありのままを見て頂き、それがどう変わって行くかを保護者の方を含めて
見てやってほしいと思っています。
臭いものに蓋をする的な指導はしたくないと考えています。
どのチームも良い点、悪い点があると思うのでその点をオープンにすることから指導は始まるのではないかと考えています。

一方で良かった点もあります。
どのチームも全部員が出場でき、2.3年生は1年生を上手く使っていたように感じました。



2017シーズンが今日で終了しました。
2017年総合優勝はFiresに決定しました。
個人タイトルも
<打者部門>
・首位打者
・最多安打
・本塁打
・最多出塁率
・OPS
・盗塁王
・最多四死球
・最多打席数
・最多2塁打
・最多3塁打
・Get Base王
・2盗王
・3盗王
<投手部門>
・最多勝
・奪三振数
・最多登板
・ストライク占有率
・ゴロ%

年間MVP

の発表を行い、表彰式、商品授与式を行いました。
また、優勝したFiresは
炭火焼肉食べ放題が優勝日帰り旅行として企画されています。


前期後期合計99試合の2017シーズンは
ウ・リーグ、ケ・リーグの2リーグ6チーム制でした。
3年目の2018年シーズンは更に進化していきたいと思います。

早速、2018年の新体制を発表しました。
2018年はリーグ4チーム制に戻し、
新たに3年生コーチ制度を導入しました。
各チーム
・バッティングコーチ①
・バッティングコーチ②
・内野守備コーチ①
・走塁コーチ①
・走塁コーチ②
・投手コーチ①
・バッテリーコーチ①
を3年生が担当し、グランドだけでなく、我々が活用しているWeb MTGのなかで
Webコーチングをスタートさせます。
3年生にとっては、最高のアウトプットの場面であり、
理解度のアップを図るのが狙いです。

さらに、
各チームにデータ担当のマネージャーを配置しました。
データ統括マネージャーも配属させたので、
来シーズンから眠っていた、ZLページの再稼働も考えています。


長かったシーズンが終了し、パチリ。 みんな良い笑顔です。
今日はホントに心から野球を楽しんでくれたのではないでしょうか。



さて、
チームはZLが終了し、試験期間に突入しています。
チームとしては来週の金曜日まで長期のOFFに突入します。
試験明けからは新しいステージです。
これまでの雰囲気で運営しようとは考えていません。
試験が終われば完全に夏の大会モードです。

最後の夏の山に向けてスタートです。


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高校野球の先へ。

2018年5月11日金曜日

Forwardその33 ZL決定戦のご案内

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今週末に体育祭が実施されるので、
来週の14日月曜日は代休となります。

そこで、
1年間通して行ってきた部内リーグZebras Leagueの2017シーズン決定戦を
やまみ三原市民球場で行います。

ZLのタブがHP上に有りながらなかなか更新できず、
ここまで来てしまいました。申し訳ございません。

全6チーム
前期51試合、後期22試合、ZLOP戦26試合 合計99試合
ここまで戦ってきました。
99試合の総決算、
リーグ統一年間王者、リーグ覇者、リーグ統一最下位決定戦
を行います。


個人賞も決定戦後表彰したいと考えております。

この6チームには新1年生も入団しており、
1チーム11人構成となっています。
日々の各チームでの練習、Web上でのミーティングでも1年生を参加させています。
各チームが1年生をどう育て、どう育成して試合に使うかも見ものです。


通常この時期、一年生は上級生の指導を受けながら
基礎練習をしていると思われます。
その中でも力がある子は上級生に交じって試合に出ていると思います。

我々も一部そうですが、この取り組みは1年生からチームの主になる
状況をつくり、上級生と協力しあわないとチームが上手く運営できない
仕組みになっています。
せっかく中学3年生でチームの主になっていながら、春にはまた下級生の仕事を
するのはもったいないと思います。

どんな力量の子でもチームの主を経験すれば、その後の高校生活の過ごし方
が変わってくると考えています。これは早ければ早いほど良いと思います。
また、上級生も少人数のチームを回すには、
人に伝える力
コミュニケーション能力
アウトプットする力
が必要になってきます。
特に今週は体育祭でグランドが満足に使えないこの期間を利用して、
各6チームのチーム練習にして、私はぐるぐるチームの練習を黙って横から見ています。

強豪校から見ると、笑っちゃうような練習ですが、
入学してくる部員の力量が違います。
我々が強豪校と対等に勝負していくには、仕掛けが必要です。

最後の夏には必ず戦える状況にしないといけません。
アプローチは違えど目標はブレません。

14日は、
平日ではありますが、
是非、そんな部員の活動する姿を保護者の方にも見て頂きたいと思い、
球場のスタンド、バックネット裏を自由に解放しようと思います。
お好きな場所で観戦してください。



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2018年5月9日水曜日

Forwardその32 海外研修報告② 

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先月の中村コーチに続き、今度は江藤コーチが
アメリカにMLB視察研修に行かれました。

今回は、
我がチームのトレーナーの紹介で
ドジャースのスタッフの方の計らいで試合前の球場に入れて頂きました。


私も一生のうちに一回は行きたいと思っている
ドジャースタジアム。


試合前のバッティングも間近で見学させて頂いたようです。


最高の景色だったとコーチも感動されていました。




あのプイグ選手とターナー選手がこんなにも間近に。
身体が大きい江藤コーチも”プイグは本当に大きかった”と。


この様に、
部員もそうですが、
スタッフにも世界の野球に触れてもらい、
視野の広い大人に囲まれながら野球を部員たちはできています。

環境と人材は良い組織には欠かせません。
何かの縁があってZebrasの一員です。
必ず最高の経験をこのチームで積んで欲しいと思います。

行った人にしかわかりませんが、
本当に本場のメジャーは実際に見るだけで世界観が変わります。
二人のコーチの今後にも注目です。


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2018年5月8日火曜日

Forwardその31 高校野球アカデミー計画②

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何がチームに必要か。
常にスタッフと話し合い、部員にも意見を聞きながら
設備を整えてきました。

今回は「壁」を作っています。
この壁は非常に使用用途が多い設備です。

メインは、TAPをするため。
その他、メディシンボールスローや壁当てにも使う予定です。

我がチームの投手陣はTAPトレーニングなしでは語れません。
これが完成したので、今までより更に思い切ってTAPができます。



基礎から。モルタルを流し込み、
手作業で一つずつブロックを積み重ねていきました。



完成です。
ダッグアウト裏に有るのも計画的で、
ゲーム中でもトレーニング、修正ができるようになりました。


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高校野球の先へ。

2018年5月2日水曜日

Forwardその30 日本版NCAAの可能性

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ここに約3分の一つの動画があります。
まず見ていただきたいです。


日本の大学スポーツ界は大きく変わろうとしています。
今までの緩やかな時代の流れから
2020年の東京オリンピックを境に間違いなくスポーツの取り巻く環境が
今までよりスピーディーに動くことが予想されます。

2020年はだいぶ先のようであと2年。
現在の高校1年生が3年になったときです。

ここを予想できていないスポーツの指導者だけには
絶対なりたくないと私は思っています。


一生あるかのような古き良き部活動。



間違いなく、変わっていきます。


世界に誇れるリーダーシップをもった学生を育てるにはどうしたらいいか
末端の末端である我々も真剣に考えていかなくてはなりません。

大学に日本版NCAAを作る発想と同じように
高校野球の枠の中で、
ルールを守り、ルール―の中で新しい動きや価値観を創造していく
クラブがそろそろ存在していいころだと私は思っています。

地方であるこの広島の山の中にある我々が
どこにも負けない取り組みやシステムを作ることだって
可能だと私は思っています。


私はこのZebrasをそんな組織にしたいと思っています。
これからも
この動画のようなイメージでスポーツを捉え、
地方の凝り固まったイメージや発想に縛られない、
高校野球の先を見据えたクラブ運営をしていきたいと思います。


Forward
高校野球の先へ。