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2018年2月28日水曜日

卒業式

卒業式が本日行われました。
野球部としては10期生です。

言いたいことは今年も前日の送る会で
話をしましたのでそれが全てです。

10期生28名
担任もして、副担任もして3年間一緒にいましたが、
何もしてあげられなかったです。
ですが、
部員は立派に卒業してくれました。

卒業おめでとうございます。

力になれず申し訳ございませんでした。
また、どこかで会いましょう。



2018年2月23日金曜日

Forwardその14 文武両道をぶっ壊す

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部員は昨日から試験期間に入っています。
朝練の時間に勉強、放課後の時間も勉強時間をとっています。

先日こんな記事がありました。

https://victorysportsnews.com/articles/6026/original
非常に興味深いですよね。

ドイツのように日本の文武両道のイメージを払拭したいなと考えています。

今からの世の中は、コンピュータの技術革新が更にすさまじい勢いで進むと
考えられています。
米国の労働省のデータでは700もの職種が自動化され、
10年から20年程度で米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化される
と発表しています。

そんな時代に、
「体力と知力」両方を兼ね備えたアスリートをどんどん輩出できる組織で
あるために、これからもどんどん革新的な取り組みを進めていきます。





Zebrasの勉強会は黙って黙々と勉強するな。と常に言っています。
おとなしく、修行僧のように勉強していたらそれだけで満足なんてことはありません。

ガンガン周りとしゃべって教えあっています。
中には黒板を使って授業をする者もいます。

私は、3教科の勉強を教えることはできませんが、
考え方と勉強の仕方は教えることはできます。

「ラーニングピラミッド」の画像検索結果


しっかり仕組みを整えて、勉強がしっかりできるシステムをこれからも作っていけたらと思います。




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高校野球の先へ。

2018年2月13日火曜日

Forwardその13 前例のないことに怯えない

Forward

先日、車を運転しているときにふと思うことがありました。
なぜ、日本の部活動は学生に集合時間までわざわざ提示する教育をしているのだろうか。と。

我が部も休日の練習時間を事前に8時集合、8時半アップ開始と
わざわざ細かく区切って、それを部員に提示して
マネジメントしている気になっていました。

なんか違うなと。

社会では何時始業開始とは決まっていますが、
何時集合なんてものはありません。
なのになぜ学校は、特に高校の部活動は集合時間が決まっており、
準備であるアップの時間までも決まっているのか。
そう疑問に思ったので、
次の日から、9時バッティング開始とだけ伝えました。

すると、
やはり8時50分ぐらいに部員は集まってきました。
そこで、全員を集めて今回の9時バッティング開始の意味を伝えました。

9時にバッティングを開始して、その一球目からホームランを打とうと思ったら
何時にきて準備して、アップして、あるいはウエイトして、練習して。
という感じで自分で逆算して考えることができるのではないか。
会社でも自分で仕事に対して考えることで、出社を早めたり、遅めたり、
調整しながら仕事をしていると思います。
自分の仕事の状況と体調面。それらを仕事のゴールと照らし合わせて考えていくのに、
学校の部活動はそれができないのはなぜかと考えるようになりました。

自ら判断して動ける人材を出来るだけ多く育てたいので、
今後も実施していこうと考えています。

よくこんなことを書くと、
高校生にはできない。とか、子どもだけでは無理とよく聞こえてきます。
もちろん。ただ時間の使い方を変えるだけではうまくいくわけではありません。
その仕組みがうまく回るように先回りして、工夫して準備するのが我々の仕事です。

誰もやらない。
これは高校生には無理だ。
うちの環境では無理だ。
生徒の質が伴ってない。

そんな意見を聞いた時こそチャンスだと思っています。
他がやらないからチャンスだし、トライする価値もまた出てきます。

先日、こんな記事がアップされていました。
http://toyokeizai.net/articles/-/208245

特に最後の部分ですよね。


我々もよく、
前例のないことをしてよく叩かれます。
それでも必要と感じたことはどんどんやっていきたいと思います。


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高校野球の先へ。

2018年2月10日土曜日

Forwardその12 新スタッフ②

Forward

昨日に続き新スタッフの案内をさせて頂きます。
正式にチームに加わって頂くことになりました。

テクニカルアドバイザー
坂梨広幸 氏

オーストリア「Vienna Wanderers」で、2009年から監督
オーストリアの代表チームでもアシスタントコーチ
2014年U-21代表監督就任
2015年からオーストリア フル代表監督就任


主に、野球技術に関するアドバイスサポートをして頂き、
チームで運営しているWebMTGに常に参加して頂くことになりました。
また、冬期中心に我がチームへのコーチングもして頂きます。


今年は常に前へ前へチームを推し進めることに全力を注ぎます。
Team Zebrasを誇れるチームにしていきたいと思います。


※このページの「理念」のタブをクリックして頂くと
我がチームのスタッフ一覧をご覧いただけます。

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高校野球の先へ。

2018年2月9日金曜日

Forwardその11 新スタッフ①

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本日から新スタッフが加わりました。
栄養アナリスト
横内 祥太氏です。

本日より、
新入生の栄養指導、個別栄養相談、新チーム栄養マネジメント、オフシーズン栄養マネジメントをコーチングの柱として頂き、部員のサポートをして頂きます。

栄養に関しては私も資格等をもっていますが、
より詳しい専門の方からアドバイス頂けることで
両面からアプローチが出来ると考えます。

Zebrasに関わって頂き非常に嬉しく思います。

※このページの「理念」のタブをクリックして頂くと
我がチームのスタッフ一覧をご覧いただけます。

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高校野球の先へ。

2018年2月5日月曜日

Forwardその10 Zebras PAP

Forward

オフシーズン、部員はトレーニングなど毎日精一杯頑張っています。
我々指導者も負けていられません。
我々がバットを振ったり、重いウエイトを扱うことがない代わりに、
野球の知識や来シーズンに向けての準備をする時期だと思っております。

Zebrasとしては様々な準備を春に向けて進めていますが、
今日はその一部を少しだけ紹介します。

何個のプロジェクトを同時にスタートさせているのですが、
その中の一つにZebras PAP方程式の完成があります。

PAPとは(投手酷使指数)と言ってMLBでは普通に扱われていると聞きます。
PAPは1試合で投げた球数から100を引いてそれを3乗したもので、
これを毎試合加算する。
シーズンの合計が10万を越えれば故障の可能性が高く、
20万を越えればいつ故障してもおかしくないとされています。

実はこの指数に当てはめると日本のプロの投手はとんでもない数字です。
<MLB>
1ジャスティン・バーランダー(2球団)3531球 PAP 4万8732
2クリス・セール(レッドソックス)3428球 PAP 4万4918
3マックス・シャーザー(ナショナルズ)3111球 PAP 4万2204
4トレバー・バウアー(インディアンス)3148球 PAP 4万2038
5ジェフ・サマージャ(ジャイアンツ)3273球 PAP 3万9842
<NPB>
1則本昂大(楽)2916球 PAP 32万9158
2菊池雄星(西)2892球 PAP 31万4105
3岸孝之(楽)3004球 PAP 26万7756
4涌井秀章(ロ)2739球 PAP 23万5345
5メッセンジャー(神)2503球 PAP 23万0020
20万どころの話ではない投手が日本にはごろごろいるってことですね。



これを我々はそのまま使うのではなく、
高校野球に当てはめる式を作ろうと今しています。
細かいこと過ぎて、「なーんだ」って言われそうですが、
部員に怪我をさせない仕組みを作るのは全てのカテゴリーの指導者の仕事だと
私は思っているので、この仕組み作りには本気です。

我々の理念はここに書いてある通り、
「世界的視野に立つ国際人の育成」です。
これは我が校の建学の精神でもあります。

今の我々のレベルがどうであれ、世界的な視野に立つことはとても大切です。
今の部員は将来の日本の野球界において宝です。
その部員に世界的視野に立つ感覚、育成をしたいと常に思っております。


高校野球で導入しているチームがあるかどうかは知りませんが、
私たちは
このZebras PAPの方程式を完成させて、
実際に運用できるレベルに持っていきたいと思っています。

もしかしたらオフシーズンは選手以上に頑張らないといけないのは指導者かもしれませんね。春までに間に合わせたいと思います。
他のプロジェクトも春までに間に合わせないといけないものがたくさんあります。
どんどん前へ進んでいくのみですね。


Forward
高校野球の先へ。

2018年2月1日木曜日

Forwardその9 5分で掴む

Forward

今日から2月になりました。早いものです。
シーズンインに向けて準備の段階を一段あげる時期です。
Zebrasも本日から一段上げて活動をしていきます。

2月1日から放課後の活動時間が45分から50分になります。
なんだ、たった5分か。
と思われそうですが、我々にとっては貴重な貴重な5分です。
待ちに待っていました。
この5分でどれだけうまくなるでしょうか。

5分あれば、
あと1球、あと1スイングができるわけで、
その1球、1スイングで何かを掴めるかもしれません。
その5分が今日からあるわけなので、
部員はしっかりこの5分を噛みしめて練習することでしょう。

11月から3か月続いた5分短縮はZebrasにとって相当な時間です。
単純に平日5分×5日=25分
25分×4週×3か月=300分
300分もの時間を我慢していました。

ですが、
この300分の我慢があったからこそ時間について深く考えるし、
時間は有限なことをいつも感じさせてもらえます。
本当にありがたいことです。

昔こんなCMがありましたね。



お金の部分を時間に替えて聞いてみてください。


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高校野球の先へ。