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2018年2月13日火曜日

Forwardその13 前例のないことに怯えない

Forward

先日、車を運転しているときにふと思うことがありました。
なぜ、日本の部活動は学生に集合時間までわざわざ提示する教育をしているのだろうか。と。

我が部も休日の練習時間を事前に8時集合、8時半アップ開始と
わざわざ細かく区切って、それを部員に提示して
マネジメントしている気になっていました。

なんか違うなと。

社会では何時始業開始とは決まっていますが、
何時集合なんてものはありません。
なのになぜ学校は、特に高校の部活動は集合時間が決まっており、
準備であるアップの時間までも決まっているのか。
そう疑問に思ったので、
次の日から、9時バッティング開始とだけ伝えました。

すると、
やはり8時50分ぐらいに部員は集まってきました。
そこで、全員を集めて今回の9時バッティング開始の意味を伝えました。

9時にバッティングを開始して、その一球目からホームランを打とうと思ったら
何時にきて準備して、アップして、あるいはウエイトして、練習して。
という感じで自分で逆算して考えることができるのではないか。
会社でも自分で仕事に対して考えることで、出社を早めたり、遅めたり、
調整しながら仕事をしていると思います。
自分の仕事の状況と体調面。それらを仕事のゴールと照らし合わせて考えていくのに、
学校の部活動はそれができないのはなぜかと考えるようになりました。

自ら判断して動ける人材を出来るだけ多く育てたいので、
今後も実施していこうと考えています。

よくこんなことを書くと、
高校生にはできない。とか、子どもだけでは無理とよく聞こえてきます。
もちろん。ただ時間の使い方を変えるだけではうまくいくわけではありません。
その仕組みがうまく回るように先回りして、工夫して準備するのが我々の仕事です。

誰もやらない。
これは高校生には無理だ。
うちの環境では無理だ。
生徒の質が伴ってない。

そんな意見を聞いた時こそチャンスだと思っています。
他がやらないからチャンスだし、トライする価値もまた出てきます。

先日、こんな記事がアップされていました。
http://toyokeizai.net/articles/-/208245

特に最後の部分ですよね。


我々もよく、
前例のないことをしてよく叩かれます。
それでも必要と感じたことはどんどんやっていきたいと思います。


Forward
高校野球の先へ。

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