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2018年11月25日日曜日

Forwardその70 Drive lineというトレンド

Forward

やっと日本でdrive lineがじわじわ浸透してきましたね。

Zebrasとしては2年前の冬から着手し始め、
それをさらにトレーナーに相談して高校野球流にアレンジを加え、
一年前に本格スタートしてきました。



何をやったら球速があがりますか?と、
よく質問されますが、
簡単に上がるほどそんな魔法のような練習は世の中にあるわけありません。
しっかり考察に考察を重ね、
薄紙を重ねるように、少しずつ発見を重ねながらここまで来ました。


世界のトレンドだからやるのではなく、
しっかりとした考察、準備が必要になってくると思います。
マネだけして上達するなら今頃みんなプロ野球選手です。
その練習の本質を考察することが
とても大事な要素だと常に部員には伝えています。

今、我々は
新しい分野、仕組みに非常に関心を寄せていて、
このdrive lineのように2年後に成果がでるのではないかという
プロジェクトに着手しています。
結果が出てオープンにできるタイミングが来ればまたここで
発表したいと思います。

それまでにこのサイト自体があるかどうかわかりませんが・・・。



Forward
高校野球の先に。

2018年11月21日水曜日

Forwardその69 新施設オープン

Forward

実は完成したのは今年の6月だったのですが、
しばらく運営してみて今なら情報をオープンにできると
判断したのでご紹介致します。

新しい施設
”25mビーチ”
です。
https://www.athlete-collection.com/soccer-training/speed/sand-training/
世界でももうすでにトレンドになりつつあるサンドトレーニング。

着工開始は今年の4月。
完成は6月。2か月間少しずつ一から手作りして作りました。
業者の方の手を一切借りることなく完成しました。

強豪私学のような業者に依頼する部費などありません。人力で来る日も来る日も開墾しました。
素人が見よう見まねで測量しながら地面を削っていきました。
ココの行程が一番時間が掛かりました。
基礎が出来たらブロックを一つずつ敷き詰めていきました。
基礎が真っ直ぐにならなくて何度もやり直しをしました。
作業中の5・6月にはたくさん雨が降りました。その度に何度もやり直し、
何とか形になりました。
出来た基礎に砂を流し込みました。
砂の種類は園芸の方に相談してサンプルを見比べながら決定した、こだわりの砂です。
雨が降っても砂場が維持できるように側溝を手作業で作っていきました。


砂が少し余ったのでビニールハウス内にも砂場コーナーを作りました。


この上でブルガリアンスクワットをして重心位置を確認できたり使用用途は沢山あります。


ビーチはただ走るためだけに作ったのではなく、
スライディング練習。帰塁の練習にも使えます。
近年、牽制球の帰塁をするだけで肩が脱臼する選手も少なくありません。
頭から帰る身のこなしや、スライディング練習もここで出来ますし、
ここでスイング、置きTというバッティング練習もできます。
サンドの上でバッティング、ピッチングしたことがない人にはこの良さはなかなかわからないと思います。

そして何より、サンドビーチでのプルダウンもこれで可能になりました。
施設オープンにしてもうすぐ5か月になりますが、
確実に投手陣の球速が変わってきました。
150㌔オーバーだけではなく、
140㌔目前の投手が複数人出てきました。
この冬が非常に楽しみです。

Forward
高校野球の先に。

2018年11月20日火曜日

Forwardその68 UNIVAS始動

Forward

ついに始まりましたね。
「UNIVAS」(ユニバス)

簡単に言うと日本版NCAAがいよいよ本格的に始動するようです。




大学の部活動、学業不振なら制限されたり、成績基準の策定などを
盛り込んだ制度案の含まれたもので、
2022年から適用されるようですね。

と言う事は、
今の中学三年生が大学生になったらこの対象年になるわけです。

いよいよ
「我々にはそんな話関係ない!!」
が通用しなくなってきました。

野球はそんなの関係ないから今まで通りスポーツ推薦で
進学できる!!
本当にそうなるでしょうか??
これは、
勉強なんかしなくても大丈夫!
の時代はもう完全に終焉を迎えたことを意味します。

こうなると、今後ますます高校野球で野球を終えちゃう
プレーヤーが増えてくるかもしれませんね。
そうなると野球人口は一気に低下し、国の競技力の低下は急速に進むと考えられます。
結果、野球人口の減少がさらに加速される。

そうならないように、
野球が発展できるように、
我々高校野球の現場はアプローチを変えていかなくてはならないでしょう。

こんなことをここで書くと、
必ず生意気な!と意見を頂きます。
ですが、もう待ったなしの状況です。
野球界は他のスポーツと比べ時代の流れに敏感ではありません。
危機感を持たないと取り返しがつかなくなると思っております。

http://www.news24.jp/articles/2018/10/22/07407312.html


さて、我が部員は先週末で2018年シーズンが終了し、
2週間の試験期間休みに入っております。
この年代から勉強と野球がしっかりできる下地を作ってやりたいと思っています。

Forward
高校野球の先に。

2018年11月15日木曜日

Forwardその67 ZL後期開幕

Forward

今シーズンの公式戦が終了したので、
この火曜日からZL後期をスタートさせました。
今年は暖冬だと聞くので、
昨年よりたくさんゲームが組めるのではないかと思っています。


更に今年はしっかりデータを取ってそれを詳しく振り返る仕組みを
I先生が作ってくれました。
私はとにかくその資料を基にOne on OneのMTGを繰り返す事に没頭できそうです。

このリーグは来年の5月まで続き、
5月に優勝決定戦を行う事になっております。

シーズンは長いですが、この実戦を通して新しい戦力が上がってきてくれることを
楽しみにしています。

因みにこのリーグは、
この記事にあるように
https://number.bunshun.jp/articles/-/832441
BBCORバットか竹バットのみ使用できるリーグです。

今年は、はやくもホームランが出ています。
春先が楽しみです。




こちらの画像は昨シーズンの優勝旅行(炭火焼肉食べ放題)のものです。

さあ、焼肉はどのチームに!



Forward
高校野球に先へ。

2018年11月12日月曜日

Forwardその66 ティア1 になるためには

Forward

「ティア1」
ラグビー界にはこの様な言葉がある。
世界のトップの国々が入った枠組みの事である。
因みに現在の日本は「ティア2」と言われている。




先週末、
・1年生は1年生大会(準々決勝・準決勝)
・2年生は東広島市長杯
がそれぞれ行われた。
結果はどちらも残念な結果に終わりました。

 1年生は12人でよく頑張ったと思います。2年生のサポートメンバーが
協力してくれなかったらもっと早くに敗退していたでしょう。
 2年生は、市長杯と1年大会のサポート。
途中負傷交代があったため、14人で大会に臨みました。

非常なハードな週末だったとおもいます。
部員はさすがに全員ヘロヘロでした。

この週末で今シーズンの大会はすべて終了しました。
新チーム結成からここまで非常に長く感じました。
今週末の練習試合が最後となります。

非常に課題が明確になった2018年シーズンでした。
我々の足りないところを明確にし、分析してすぐにチームは始動していきます。
少しずつですが、できることが増えてきましたが、
我々が高校野球界の「ティア1」に入ることは
まだまだ課題が山積みであると言う事がわかりました。

しっかり、
足元を見つめなおして、
春先にはきっちりした成長をお見せできるチームになりたいと思います。
最近よく耳にしますが、
我々の活動を応援して下さる方もいれば、よく思ってらっしゃらない方も
たくさんいると聞きます。
しかし、人生は有限。
失敗はもちろん改善していきますが、
強い信念と覚悟をもって部を運営していこうと思います。
人生は有限なので限りがあります。
今後も歩みを止めずForwardしていこうと思います。

いつまでもこの環境があるわけではないことは
よくわかっております。
ここまでずっと契約社会で生きてきた私にとって、
今更安定にすがる気など毛頭ありません。
覚悟をもって毎日を過ごしていきたいと思います。


Forward
高校野球の先へ。

2018年11月7日水曜日

Forwardその65   勉強不足

Forward

先日、栄養素の知識で私が間違った解釈をしていて、
その内容を生徒に伝えていたことがわかりました。
すぐに昼のミーティングで部員を集め、
誤った解釈の部分の解説と訂正と謝罪をしました。

もし、私の間違いがなかったらもっと部員は試合で良いパフォーマンス
が出来ていたかもしれません。
改めて自分の力不足、勉強不足を感じました。

今後はこの様な事がないように、もう一度勉強しなおしたい。

いつの代もそうですが、
その時のベストだと思ったことを部員に伝えていますが、
時にそれが間違いだという事に、後から気づくこともあります。
だからこそ日々勉強しなくてはいけないし、
チャレンジをしていかなくてはいけないと思いました。

もっと勉強が必要ですね。
研修に行って勉強した気になるのではなく、
この冬はしっかり今ある情報を見直すオフシーズンにしたいと思います。
今ある情報を再考することに新しいヒントがあるような気がするのです。

Forward
高校野球の先へ。

2018年11月2日金曜日

Forwardその64 憧れの指導者

Forward

私は29歳のとき、
教員免許を取得するために通信大学で勉強しながら働いていました。

毎日、業務を終え、そこから深夜まで勉強する日々でした。
その苦しかった期間、私を勇気づけ奮い立たせて頂いた一人の教師がいました。
その方は、
静岡聖光学院高校ラグビー部 当時監督だった星野明宏先生でした。
https://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150518/281252/
先生とは直接面識もあるわけではなかったので、
ネットにある先生の記事を見るたびに元気を頂き、
もう少し頑張れる。まだやれる。と思って過ごしてきました。
私にとって憧れの指導者です。

星野先生は現在は、
静岡聖光学院高校の副校長 
ラグビー部では総監督
そして、
U-18ラグビー日本代表の監督をされています。



実は先日、
なんと星野先生が武田高校のグランドに来られました。
部活動サミットで数分ですがご挨拶させて頂いた縁から、
今回出張の合間を縫って私にお話をして頂くためだけに来校されました。
短い滞在時間の中、
先生からは、たくさんのアドバイスを頂きました。
また言葉だけでなく、先生の行動そのものが私に足りなかったものを教えていただく
きっかけになりました。

やはり、指導者たるもの個のエネルギーなくしてやっていけないと再認しました。
今回学びえたことは必ずZebrasの今後に生かしていきたいと思います。


しかし、
高校ラグビー日本代表の監督が高校野球の現場に来られる。
これってすごいことだな。と
数日たって改めて興奮しています。

これからも
他競技の指導者の方にも来て頂けるような
魅力ある部活運営をしていきたいなと強く思いました。

そして、最後に
大ファンである静岡聖光学院高校ラグビー部の花園をかけた
大一番がこの日曜日行われます。
是非花園に行って欲しいと思います!!
遠い広島から応援しております。



Forward
高校野球の先へ。

2018年11月1日木曜日

Forwardその63 45分はチャンス!!

Forward

いよいよ11月になりました。
我が校では11月からの3か月間、冬時間というルールがあり、
さらに練習時間が短くなって45分になります。

普段から、
本当に放課後50分ですか?
と言う質問を多く頂きますが、50分どころか一年間の4分の1は45分練習です。

ですが、
これこそがチャンスです。

45分しかないから諦めるのか。50分を言い訳にするのか。
そうではなく、
物事のメリット・デメリットは常に表裏一体。
ピンチではなくチャンスです。


多くの人が45分では勝てるわけないだろうと思われているでしょうが、
そう思って頂ければ、頂くほど我々にチャンスが来る、
世間の人を驚かせるチャンスが来ると思っています。
いつの時代もありない状況を打破した人が新しい価値観を作っています。
我々は常識では考えられない事にチャレンジする覚悟を持っています。


1日45分しかないではなく、
その他の1日1395分はフルに使えるわけです。

春には必ず成長した姿をお見せできるように、
これから3ヶ月間過ごして行きたいと思います。
まずはこの1395分の使い方から着手します。



Forward
高校野球の先へ。