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2017年5月31日水曜日

環境の違い。

先日。
こんな記事を見つけました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170531-00010002-baseballc-base

「弱いチームも強いチームと同じ練習メニュー。それでは強くならない」


これは練習メニューだけでなく、戦術や技術論も同じです。
みんなが皆同じ打ち方、同じ投げ方で野球したら運動能力が初めからある部員が上手いに決まっています。
だからこそ、この打ち方、この投げ方。というのに
正解はないのです。



武田高校も同じでないことで指摘されることが多いですが、
高校野球こそ、各高校で置かれた環境が違います。
いや、違いすぎます。

また、所属している部員も、
各高校で技量は異なります。
スポーツ推薦なんて制度があればいいでしょうが、
我々には前にも申しましたが、ありません。



そこまで広い視野を持って高校野球を見てくれる人は少ないですが、
この様な記事はとても勇気を貰えます。



野球は簡単には変わりませんが、
以前よりはそう言った意見が増えて来てることも事実ですね。

2017年5月29日月曜日

中間テスト終了

昨日、一昨日は東広島市長杯がありました。
休日の貴重な時間に応援に来てくださりありがとうございました。

結果は準優勝でしたが、
なにより試験終わり1日の練習でしたが大きな怪我もなく、熱中症もなく終われたことが
なによりも収穫です。

試験休みで2週間丸々休みのあと1日しか調整期間がなかった割には
良く身体は動いていた方だと思います。

さて、これで5月の練習試合等が終わりました。


6月は、期末試験があるので3週しか部活はできませんが、
与えられた時間をどう使うか、6月の2週間のテスト休みをどう考えるかを
テーマに今後は運営していきたいと思います。

2017年5月26日金曜日

台湾から見た高校野球

先日、
台湾の英雄、張泰山からみた日本の高校野球の動画を見つけました。

今、職員室の隣の先生が香港出身なのでこの動画を訳して貰いました。
先生は丁寧にわざわざプリントを作ってくれました。
普段から部員がお世話になっているにも関わらず、ここまでしてくださいます。


日本の高校野球は世界からどう見られ、どう感じられているのか。

この観点から今度部員にもミーティングしてみようと思います。


規律とは何か。
無理やりやらせるのもまた一つの方法。
しかし、
こんな観点から規律とは何かを問うて見たいとおもいます。


2017年5月24日水曜日

ビティージャ



今、Zebrasではペットボトルのキャップを集めています。
目的はこれを使って練習がしたいからです。

"ビティージャ"

世界の強豪国ドミニカで盛んに行われている
ペットボトルのふたを打つ競技です。



昔の日本の庭球ボールでの野球に近いですね。

ビティージャは野球の原点だと思う要素がたくさん詰まっています。
1対1の勝負。
バッターはホームラン、ピッチャーは三振。
この遊びに「ストライクがはいらない」という概念はありません。
打ち取られるか、打つか。
三振かホームラン。
実際にビティージャのルールにファーボールはありません。
あるのは三振だけです。


今の日本には「イップス」なるものが蔓延しています。
またそれを「イップス治します」というビジネスもあるぐらいです。
Zebrasにも、投げれなくなった。という子がたくさん入学してきます。

しかし、
この道端のビティージャに、イップスはあるでしょうか??

野球の原点。ホームランか三振。
そこにもう一度着目してやっていきたいと思います。


日本人はメジャーでホームラン王を取れる時代がくるでしょうか?
サイヤング賞はあってもホームラン王はとれるでしょうか?
私が生きているうちにそんなバッターは現れるでしょうか?

私の夢はメジャーでホームラン王を取れる選手を育てる事です。
笑われても、
世の中で何か偉業を成し遂げた人は、いつも周りに笑われてきました。



佐々木監督も言われています。






2017年5月23日火曜日

学年別テニス大会

先日、練習の一環として学年別テニス大会を開催しました。

本校の中庭に昨年度から人工芝のテニスコートができました。
しかもナイター付き!!

これは!!と思い、テニスコートを使わせて頂きました。

学年別に分かれてトーナメントをし、最後は各学年の代表者が
決定戦を行いました。

優勝者は2年のM君でした。


これが何の意味があるのか?!

逆に何の意味があると思いますか??

同じ質問を1年生にしました。
我々は、根拠のない練習はしないと入学後に伝えてあります。
部員は各々その意味を考えてくれたのではないでしょうか。


3年生にもなるとスプリットステップやハンドリングなど・・・。
と具体的な意味を理解してくれます。

そうです。
これは打撃ではなく守備のためにやっているのです。

スプリットステップとか知らない部員はちょっとマズイですよ。
と1年生に話しましたが、
中学でスプリットステップ教えているところは非常に少ないし、
高校でもやっていない学校はたくさんあります。

でも、
スポーツ全体を見ると、
バレーやテニスのトップは当たり前にやっていますよね。
視野は広く、野球に凝り固まった考えから見直していきたいですね。



2017年5月22日月曜日

いろんな高校野球

高校野球は言いも悪いもいろんな形があっていいと思います。

それぞれの学校環境、置かれた立場、学校の形態が違うのだから
みんながみんな同じスタイルを目指さなくてよいと私は考えています。
みんながみんな同じスタイル、同じやり方でなにが面白いのでしょうか。
みんなが同じスタイルだとうまいものが集まって長い練習時間と練習環境があるチームが勝つに決まっています。


私の周りでも「普通ではこうする」とか「なっていない」とか
「基本がわかってない」とかさんざん言われますが、
そもそも高校野球のその「基本」とか「普通」とはなんでしょうか??


”カウンターベースボール”


これは我々のチーム戦略です。
このページの理念のページにわざわざ載せているのに、
それも読まず、なってない。では、何のための理念ページなのでしょうか。

我々は正々堂々文字にしてわざわざみなさまに発表して、
部を運営させてもらっています。
これからも堂々と胸を張って部を運営したいと思います。

また、いろんな高校野球があるのをもっと中学生や少年野球をしている子どもたちに知ってもらい、知ったうえで進路先を選択できる。そんな環境があっていいと思っています。
現に今の部員は我々の環境、野球観を事前に知って入ってきてくれた81人です。
この野球がやりたいと思ってくれた81人です。
一人ひとり大切なメンバーです。

先日、野球太郎という雑誌に本校の事が掲載されていました。
私は最後の一文にドキッとしました。




”まるで漫画の世界を地で行く魅力的なチーム。”

そうだ。

見ていてわくわくする野球をしたい。
見ていてワクワクする部を運営したい。

そう強く思える。思わせてくれる非常に心強い記事でした。
これを書いてくださったライターさんには心から感謝申し上げます。


放課後が50分。冬は45分の活動。
今現在も試験期間中で2週間休み。
そんな環境にたっているからこそ見えるものがあります。
これからも漫画のようなワクワクする野球とワクワクする部を作っていきたいと思います。


PS:この後のページには我が部の部員の記事も載っています。
気になる方は書店でお買い求めください。笑


2017年5月19日金曜日

卒業生の活躍

卒業生の活躍を最近よく耳にします。
神宮大会に出場する卒業生も出てきました。

神宮で投げる事があれば初めて武田高校の名前がコールされることになると思います。
非常に楽しみです。
また、今週末優勝決定戦で神宮をかけて戦う卒業生もいるようです。
スタメンで試合に出ているようなので、
神宮が決まれば武田高校の名前がコールされることになると思います。
是非とも頑張って欲しいです。

また、
今年の卒業生は12名でしたが6名が大学でも野球を続けているようで、
私たちにとっても非常に嬉しいことです。

勉強と野球を両立させ、大学に進学しても野球を続けてくれる。
後輩たちにも良い刺激になっていると思います。

よく、
「あいつなんか大学で出来るわけない」と言われる指導者もいますが、
私の考えでは、
続けるか続けないかは本人が決めることで、大人が決めることではないと思っています。
ユニホームを自らの判断で脱がないから、
変に野球に固執して子どもたちに自分の野球観を押し付けてしまうのだと思います。


卒業生が全国各地で頑張っていてたまに近況を報告してくれます。
上手く言ってないときも連絡をくれる卒業生。
今は苦戦していると思いますが、
人にはできない貴重な経験をしているんだと思って頑張って貰いたいと思います。

2017年5月18日木曜日

どうなん日本の野球②

昨日の”どうなん日本の野球①”を投稿してから
すごいビューワー数がついています。

これを読んでる方が関心があるのか、
むかついてるのか。

の、どちらかでしょう。


しかし、私は根拠があることを指導していくように強く心がけています。
経験をしてきたことをそのまま経験談で伝えることはあまりしたくありません。

練習でも技術指導でも根拠があることを常に念頭に置いています。
それだけ根拠もない経験則が野球には蔓延しまくっていると感じるからです。

世の中も、社会も、
スポーツも野球も変化しています。

昔の高校生の投げるスピードと今の高校生の球のスピードの違い。
昔の高校生の投げる変化球の種類と今の高校生の投げる変化球の違い。

統計は出ています。

それでも、

昔から受け継がれたものでよいのでしょうか?
昔凄かったから正しいのでしょうか?


最後にこの写真を1つ。



坂本選手の一言は興味深いですよね。

坂本選手を否定できるほど野球で結果出した人は
なかなか日常にはいないと思います。

それでも、

やはり違うのでしょうか。

それでも、
なに言ってんの坂本よ。という人がたくさんいるのが現実です。
野球って面白いですよね。


おしまい。

2017年5月17日水曜日

どうなん日本の野球①

世の中の流れや、社会は時代とともに移り変わり、変化しています。
スポーツも同じように日々変化しています。

では、野球はどうでしょうか?

同じように変化しているでしょうか?
プレーの中身、本質は変化しているでしょうか?
変化しているのは野球道具だけでしょうか?
野球の技術自体はどうでしょうか?

野球は別物でしょうか?

私はまだまだ野球は変わっていないと思います。

それは”野球道”だからでしょうか?
野球とBaseballは違うとまだ言うのでしょうか?


そもそも野球はどこから来たスポーツなのでしょうか。



日本で野球の指導者をしていると、特に高校野球をしていると
よく、
私の野球に対して周りの方からご指摘を頂きます。
私に聞こえない形でご指摘くださる方もいます。笑  聞こえてますが・・。笑

しかし、指摘をくださる方の中に、
野球が生まれた国で実際に野球をやった人は一人もいません。
なのに野球道で指摘を頂きます。
私は野球が生まれた国でプレーをしました。
はっきり言って衝撃を受けました。
聞くのと実際にやるのは天と地の差があります。

このままでは日本の野球が危ないと感じて指導者を目指しました。




では、一つ。
この資料を見てください。


Bat Pathの図解があります。


野球はピッチャーがマウンドの上に立ってボールを投げ、
キャッチャーは座っています。
したがって、
当然上から下にボールは落ちてくることになります。

その角度は何度か知っていますか??
という話です。


上から下に落ちてくるボール。
ボールをスイカと見立てて、
上からバットを出す=スイカ割りと見立てる。
合わせると、
上から下に落ちてくるスイカ割り。

どうでしょうか?

まだ、その ”侍スイカ割りスイング” を続けますか?


それでもまだ
経験だけで語りますか?
経験だけでコーチングしますか?
勉強に置き換えれば理解は早いです。
古い昔の情報が詰まった教科書でやる授業と
考え続け、研究し続けてきた情報が詰まった教科書でやる授業。
どちらが濃いでしょうか。

俺の経験ではこうだから、こうなんだ!!なのか。
いや、まだまだ新しい発見は必ずある!なのか。

って話ですよね。


我々も思い付きでやっていません。
野球界を何とかしたいという熱い思いでやっています。

では、気が向いたら、次回つづきでも。




2017年5月16日火曜日

2016年ZL閉幕

昨日は、体育祭の代休だったため、
球場を借りて練習をしました。

2016年ZLの優勝決定戦を行いました。
昨年5月から続いた熱戦も今日で閉幕です。

長かったリーグ戦は全130試合。
リーグ戦の難しさ、チーム運営の難しさをそれぞれ学んだのではないでしょうか。
自分も社会人野球から独立リーグに移ったとき、
リーグ戦の難しさを痛感しました。
90試合の難しさはトーナメント以上です。
これはやった人にしかわかりません。


決定戦を最高の天気で最高の球場でできました。
閉会式を終え、個人タイトル表彰

そして、その後すぐ2017年シーズンが開幕をしました。

また、1年生はこの間、
グローブ講習をなんと3時間ぶっ通しで行いました。
自分を助けてくれるグローブ。
何かを考えるきっかけにしてほしいと思います。


さて、2016年はRiversのサヨナラ勝ちで幕を下ろしました。
Riversは優勝特典として焼肉が待っています。楽しみですね。

そして2017年シーズン。
新制度で開幕しました。
今年はどんなドラマが待っているでしょうか。
非常に楽しみです。





2017年5月12日金曜日

製本作業に苦戦中

今週末体育祭につき、なかなか時間が取れず
PBの製本作業に苦戦しております。


量が膨大過ぎて簡単には作成できませんが、
コツコツ作業を進めたいと思います。

この量でも3人分にしかなりません・・。


今週末まで間に合うか。

2017年5月10日水曜日

Zebras Play Book

今年も遅くなりましたが、
ついにPlay Bookが完成しました。

Play Bookとは、武田高校野球部の野球の教科書です。

昨年は全44ページでしたが、
今年のPBは全162ページ!!!

読み応えばっちりです。

作成に1年間かかりました。

私は
毎年、この教科書が新たな内容で更新できないようなら
指導者を潔く辞めようと思っています。

これからも
常に勉強し続ける指導者でいたいなと思います。


しかし、
本当に疲れました。

今から製本に入ります。
今週中には部員にも配布できそうです。

2017年5月1日月曜日

時代が追いついてきた?

先日ある公立高校の先生との話で、
今は公立は週に1回はクラブを休むように県から指示がでたんですよ。と。


私としては、
やっと時代が追いついたといったところでしょうか。

Zebrasでは多い時は週に2回休みがあります。
普段の活動自体も50分なので、
それほど活動しているわけではありません。

それに加え、試験週間中はガッツリ2週間休みです。



こうなってくると逆にチャンスです。
他校が休みに慣れていない状況で、
普段から休みがたくさんある我々が俄然有利になってくると私は考えました。

やりたいけど休まなくてはいけない学校。
ただでさえ休みがあるのにあえて休んでる学校。


我々にとっては良い風が吹いてきたのではないでしょうか。

前回も書きましたが、
できない理由探しより、できる理由さがしと同じですよね。