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2016年11月22日火曜日

スポーツの常識は変わる??

私は部の運営のヒントを様々なスポーツから
取り入れていますが、とくにアメフトからは学ぶべき点が非常に多いです。

アメリカでもっとも人気のあるアメフトでは
数年前に、新たに労働協定を設定しています。

その内容がおもしろい。


たくさんある中で特にオフシーズンの練習時間のCBAが
以下のとおりです。


・4週間で10回のみ

・ハードなコンタクトは不可

・1週目は、トレーニングに関わるコーチのみ参加。 
  ボールの使用不可

・2週目以降は、すべてコーチが参加

・1回あたりの練習時間の最長は、おおむね90分

・選手が練習施設に滞在できるのは、1日4時間まで

・週末の練習は不可

・OTA(チーム練習)はあくまでボランティアであり、強制してはならない




などです。
このほかにもシーズン中の練習回数など制限があるようです。

アメリカでも賛否があるようですが、
これはスポーツ界にとって衝撃的な内容です。
アメリカNO,1スポーツのプロリーグがこのような運営をしているのです。

このことを知っている高校野球の指導者が何人いるかと言うことです。
確実にスポーツは変化し、進化していることに気付いていかなくてはなりません。
たくさん練習しておけば良い。という今の日本のスポーツ文化はもう古いのでしょうか??
そのあたりを疑わなくてはいけないと思います。
今までのように朝から晩までスポーツをやりこむことが今からのスタンダードになるのかどうか。

競技の指導者であるならば世界の競技の動向を常にキャッチし、
流れを把握することはとても大切だと私は感じています。


ここに上げたCBAがスポーツ界の主流になると
今勝っているチームはいったい何チーム残っているでしょうか。


やはり、
スポーツも会社も企業も与えられた環境で成果を求められる時代に
いよいよ突入しようとしていると言う事ではないかと
私は思います。



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