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2019年3月10日日曜日

ALL OUT 22 UNIVAS始動で高校野球はどう変わる?

ALL OUT


日本版NCAA
https://www.sankei.com/sports/news/181022/spo1810220013-n1.html
連日、UNIVASに関する報道を目にするようになりました。
これは大学だけの話ではなく、
高校野球に大きく関係ある話ではないでしょうか。


現場にいてもこの話題に触れる人はまだ少ないように感じます。
しかし、我々高校野球の指導者は
部員に関係ある話題は先行して勉強していく必要があると私は思います。
口だけではなんの説得力もないので早速動いてみました。


しっかり頂いた休みを利用して、このような資料を作成しました。
この資料を通して、部員にも中学生にもこれから上のステージでなにが行われようとしているか、
そしてどう変わって行くかを伝えるべく資料を高校野球の立場から作成しました。

上のステージで野球をやりたいと思った時に、情報がなくてプレーを諦めなくてはいけないことがないように、まずは研究からです。
ジュニア世代の競技人口も大事ですが、学生野球を守っていくことも高校野球の指導者の役割だと思っています。

この資料にあることを簡単にまとめると。


高校野球に関係してくるのは、
UNIVASの役割の1つである”学業充実”と言う部分です。

もう少し詳しく言うと
図の右上にある学力向上の部分です。

要は、入学できても単位が取れる学力がないと試合にもでれないし、
卒業もできませんよ。と言う話です。
まず、全く単位が取れなければ大学一年生しか試合にでるチャンスがないとも言えます。

そんなこと、スポーツ推薦だから関係ない。
で、はたして本当に大丈夫でしょうか?
ご覧ください。





 ざっと200もの大学が加盟を表明しています。
そして、注目すべき点は

 加盟参加団体に”全日本大学野球連盟”の名があることです。
この意味をしっかり理解したいです。

加盟していない大学があるじゃないか。
そんな意見があると思いますが、
現在加盟していない大学は
筑波大、慶応大、京都大
など、そもそも入学に学力が必要な大学です。

何が言いたいかと言うと、
これからはしっかり単位が取れる。きっちりした基礎学力がある。
そのうえでスポーツが出来る。
そんな子が大学で野球を続けることができる時代が来るという事です。
これは2020年運用が検討されているという事は
現在の高校一年生以降の世代は大いに関係あるところ。
執行されようがしまいが、どちらにしても
これからの大学スポーツは昔と違うことは明らかなわけで、
それに対して高校野球の現場は対応を迫られると思います。

しっかり準備して
UNIVASの制度内でしっかり活躍できる人材を大学に送り出したいと思います。


http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/12/1413420_19.pdf

野球をしている中学生、保護者、指導者、学校の先生
全ての方がこの時代の流れを知ることは大事な事なのではないでしょうか。


ALL OUT
今日も1日ALL OUTできましたか?

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